2017年7月28日、平成29年度 戦略的基盤技術高度化支援事業( 通称:サポイン ) に弊社の申請事業が採択され、研究開発を実施いたしました。サポインは「Supporting Industry 」の略で、中小企業庁による支援事業であり、申請者は大学・公設試験研究機関・他企業等と連携して、国内産業を支えるものづくり技術の高度化に向けた研究開発や試作品開発等の取組を実施します。
研究テーマ
航空機用先進熱制御システム用ヒートシンクの製造技術開発
目的
次世代航空機用ジェットエンジンにおいて軽量で高効率な熱制御システムが求められており、そこで用いられるヒートシンクの製造技術を開発する。
概要
長さ2000mmの冷却液流路が押出成形されたアルミ材料に、ピッチ2.1mm、厚み0.5mm、高さ37.5mmのフィンを直接形成する装置の開発と加工条件確立を行う。
参画機関
成果物
開発した大型フィン加工機
2000mm長尺のアルミニウム冷却フィン
研究開発の概要は中小企業庁「サマポインマッチナビ」にも掲載されております。
この研究開発で使用された ナカムラ・マジック
2012年1月18日、弊社の研究開発が 中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法律( 通称:中小ものづくり高度化法 )に認定されました。「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」は、中小企業の技術の高度化を支援する法律で、製造業の国際競争力の強化や新たな事業の創出の基盤となる技術の研究開発やその成果の利用について様々な形で支援を行います。中小企業が研究開発などに関する計画を作成・申請し、認定を受けた場合に支援措置が講じられます。
研究テーマ
電気自動車向けIGBT用高性能ヒートシンク成形用金型の開発
目的
電気自動車の急速な高性能化に伴いパワー半導体IGBTも大幅な発熱量増加となり、IGBT用冷却機構についても大幅な冷却効率の向上と小型・低コストが求められているため、冷却機構のキーデバイスであるヒートシンクの成形用金型と成形技術の高度化による大幅な冷却効率向上と、小型化・低コスト化したヒートシンクの加工生産技術の確立。
概要
微細加工金型技術を応用し、ベースとフィンを一体的に成形する熱伝導率の高い銅製の微細・波形加工したフィンの開発により冷却効率を向上し、熱抵抗45%減少・熱伝導率75%向上を目指す。
参画機関
成果物
波形フィン用金型パンチ
波型フィンのヒートシンク試作品
研究開発の概要は中小企業庁「サマポインマッチナビ」にも掲載されております。
この研究開発で使用された ナカムラ・マジック
独立行政法人 日本貿易振興機構( ジェトロ ) が支援する「輸出大国コンソーシアム」に採択されました。 輸出大国コンソーシアムは、日本企業の海外展開を支援するサービスとなります。
新輸出大国コンソーシアム会員証